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ドキュメンタリー映画「世界で戦うフィルムたち」5月20日より全国順次公開

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[ストーリー] 

世界中の映画制作者たちがしのぎを削る国際映画祭。濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』の快進撃はあったものの、韓国を筆頭にアジア勢が目覚ましい躍進を見せているこの潮流に日本はいまひとつ乗り切れていない。コロナ禍の混乱が続く2021年、若手監督・亀山睦木は、SF長編作品『12ヶ月のカイ』を手に世界各地の映画祭に挑み、その様子を記録し始めた。

応募から舞台挨拶、現地の関係者との交流、そしてホテルでの独白…。映像は亀山の奮闘と、英語力や日本映画業界の特殊性など、日本人ゆえに感じる壁を克明に映し出す。合間に挟まれるのは、亀山による映画関係者へのインタビュー。若手の監督・俳優のリアルな苦悩、そして寺島しのぶ、北村龍平監督ら世界で活躍する映画人の経験が彼ら自身の言葉で語られる。日本の映画制作者たち、そして日本映画は今どのような問題を抱え、これからどうなっていくのだろうか?

亀山たちは共に考え、道を模索していく。その先に見えてくるものとは…。

 

[コメント]

いつの頃からか、日本人は海外へ出なくなった。世界でのTOPも目指さなくなった。世界中の観客がネットで繋がり、サブスクで消費する陰で、日本人クリエーターは世界市場から孤立している。そんな閉塞感を危惧し、戦いを仕掛ける若き映画監督を追うドキュメンタリー。この映画が多くの劇場で公開され、警鐘を拡散させる事こそが、未来への“戦い”に繋がる。

才能は、必ず“世界”が発見してくれるはずだから。

ゲームクリエイター 小島秀夫

 

「なぜ日本映画は世界に広まらないのか?」
「自らの映画が海を渡るにはどうすればよいか?」

このような問いは、日本の映画業界のすべての人が追求するべきだが、自ら追求する人は少ない。亀山監督は、懸命な努力の末、海外を飛び回り、多くの人と出会い、皆が知りたかったことを追求した。まさに日本映画の学習ガイドである。

映画プロデューサー アダム・トレル

 

たった一人で世界に挑んだ映画監督の記録。

その行動力に嫉妬しました。

世界を目指すのに必要なのは、作品の力×創り手の行動力なのだと痛感。

刺激もらった。負けてられんぜ!

映画監督 上田慎一郎

 

いかにして海外で戦うか。そこに正解はない。ちょうどこの作品で描かれていたのとほぼ同時期に、自作で同じような挑戦をしていた身としては、全く他人事ではない感じで見入ってしまった。亀山監督は第一段階を見事に突破したわけだから、さらにその先に向けて、このまま走っていってほしい。また、ここで描かれている亀山監督の努力は、必ず後に続く人たちのための里程標となるはず。

これから自分の作品で世界に打って出たいと思っている全ての映像作家の人々には、ぜひともこの作品を見て自らを奮い立たせてほしい。歩き出せばそこに道は出来るはずだから。

SF作家 堺三保

 

日本で頑張っている全ての映画関係者に観てもらいたいドキュメンタリー映画。

今後日本人クリエーター達がグローバルな土俵で戦っていくために

必要なノウハウや意識の持ち方を分かりやすく、惜しみなく提示してくれています。

亀山監督の行動力を見習うべし!!

俳優 岩瀬顕子

 

[劇場]

東京  池袋シネマ・ロサ

2023年5月20日(土)より公開

 

[キャスト・スタッフ]

<出演>

北村龍平 谷垣健治 清水崇 深田晃司 片山慎三 祐真キキ / 寺島しのぶ

松本卓也 宇賀那健一 戸田彬弘 野本梢 加藤綾佳 石橋夕帆 田中大貴

皆川暢二 中屋柚香 中垣内彩加 工藤孝生 岡田深 大石菊華 今村左悶 カン・ハンナ

Michael A Stackpole Neilson Black Louis Savy 掛尾良夫 矢田部吉彦

<スタッフ・ほか>

監督:亀山睦木

企画 : noadd

プロデューサー : 浦野大輔 吉野匡志 鈴木遥 山田百合菜

アソシエイトプロデューサー : 吉丸佳予子

音楽 : 今村左悶

イラスト : カタユキコ

キャスティング : 本間祐樹 ( スカリー ) 神原健太朗 門田治子

ヘアメイク : 清水彩美 光倉カオル (dynamic 所属)

スタイリスト : 中井綾子 (crepe 所属)

モーショングラフィック: 小野越生

整音・音響効果 : 松野泉

製作・配給 :ノアド株式会社

助成 : 文化庁「ARTS for the future! 」補助対象事業

 

 

 

 

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